Colour Talks

ケアンズに7年、メルボルンに来て2年が経ちました。ダイビングインストラクターを経て、今はカラーアナリストとして、カラーを通してお会いできた方をHAPPYにしたいと毎日わくわく過ごしています。 カラーに関することの他にオーストラリアでの生活やふと感じたことなど書き込んでいきたいと思っています。

Wednesday, November 22, 2006

日野原先生率いる新老人の会の皆様が今日の夕方にシドニーでの講演のためシドニーに向かわれたのですが、今日はその前に健康パネルデイスカッションセミナーが行われ、参加してきました。

日野原先生のご挨拶からはじまり、日本やオーストラリアの4人の先生からヨガ、指圧、レーザー治療などについてとても興味深いお話があり、ランチをはさんで午後からそれぞれの先生の各ワークショップが行われました。

私は、九州からお越しのヨガインストラクター、ヨガ療法士である三次先生の
”認知症の治療としてのヨーガ療法”ワークショップに参加させていただきました。

インド人の先生とヨガコース中である私。
今のコースが終わったら、ヨガ療法も教えてくださるとのことなのですが、その前に少しでもヨガ療法について知りたい、、と思っての参加でした。

そして今日のテーマはヨガと認知症。

ワークショップのはじまる前に先生とお話をさせていただくと、なんと私が受けている同じヨガの資格を持っていらっしゃることが判明。そしてインドに行かれてヨガ療法士になられたそうです。それは私のヨガの先生がずっと働いていたスクールであり、偶然でした。

そして、先生のお母様が認知症になられて、お母様の介護にYOGA療法を取り入れられたとのこと。

最初はお母様がご家族のことも1時間前のこともお忘れになられ、家族中ショックだったということからお話しくださったのですが、認知症になって当初は生きる気力をなくされていたお母様が、最後にはご自分らしく生きることができた、、、とのこと。

笑顔をまったく見せなくなってしまったお母様が、ご自分らしく生きれたことによって笑顔をみせてくれるようになり、見せていただいたお写真からその違いに本当にびっくりしてしまいました。
認知症であってもご自分らしく生きられたことで、にっこりと幸せそうに微笑まれるお母様のお写真は本当に素敵で印象的でした。

認知症の方にとって、忘れてしまうことをよく分かっていて一番気にしているのはご自分だということ。
それをほらまた~、忘れてるよ~。などと周りの人から言われるのは本人にとっては一番辛いことなのだそうです。
なので、あそこはみた?机の上はみた?というように自然に上手に誘導し、ご本人が自分でここにあった~と見つけることができるように誘導して、自分で出来ると安心させてあげることが大切なのだそうです。

介護するのではない。
相手の立場にたってなぜそうするのか?
聞いて理解していくことが本当に大切である、、と何度もおっしゃっておられました。

そして、お母様に聞きながら、お母様がご自分で用意出来るように毎日必要な衣類をタンスに整理し、ステッカーを貼られたそうです。下着やハンカチ、数珠、スカーフなど最低限必要なものの中に、お母様にとって、はさみと物差しが必ず必要だったとのこと。

どうしてか、、、と聞かれたところ、生活が苦しかった時には、お母様が着物を縫って6人兄弟みんなを食べさせた時期があるとのことで、それが忘れられず、このはさみと物差しはいつまでもお母様にとって大切なものだったのだそうです。

色々なことを忘れてしまっても、そういったことはきちんと覚えていらっしゃったのだそうです。

三次さんがお母様にどうしたいか、何故そうしたいのか、、、と聞いて、お母様の立場にたって一緒の目線で考えられたことによって、お母様はご自分らしく生きられ、たとえ1時間前のことを忘れられてしまったとしてもルンルンと楽しい気分でいることが出来るようになったのだそうです。

先生は肉体的に限界を感じ、痴呆症に侵されても、ヨガによって、記憶障害からの不安感や孤独感を消し去ることで精神的に安定し、健やかな生活が出来た、、とおっしゃっておられました。

愛されて生まれ育ったと言う事実を認識させてあげることが大切。
大切なのは心なんです。
家族の愛情。心です。

と力強くおっしゃられました。

インド人のヨガの先生もよく言っていますが、
ヨガではよくこんな綺麗なポーズが出来る、とかテクニックだとかそんなものは少しも重要でないのです。自分で出来る範囲で身体の声を聞きながら、呼吸する。出来るポーズをしてみる。
何よりもが一番大切なのです、、。

という教えを改めて確認させられたのでした。

そして、今日の朝のセミナーでは、後ろの方に座ったので、参加されていた新老人会の方々を後ろから拝見していたら、皆さん、素敵なスーツやスカート、ジャケットを着ておられたり、とてもおしゃれなのでした。色もとても鮮やかでした。

ランチタイムにお話をさせていただいた70歳すぎの方も、気功の先生をされていて、これからもどんどんボランテイアで講演などしていきたく、いずれは海外に住んで、気功を広めたいとおっしゃっておられました。
そして、他にも色々な種類のダンスもされていて、とても意欲的。
話をお聞きしていると本当にすごいな~と思う方ばかりでした。

皆様とも日野原先生を見習って、出来る限り自分のことは自分でやり、新しいことに挑戦し、目標や夢を沢山持って生き生きとされていらっしゃったのでした。
新老人会を通じて、こんな風に年を取りたい、、と思われるようなモデルになりたいとのことでしたが、日野原先生をモデル・目標にして、生き生きとされている皆様から本当にたくさんの刺激をいただいたのでした。

ありがとうございます。

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公園でカフェ。緑に囲まれながら、色々と考えをめぐらせていたのでした。
私も、カラーを通して、ヨガを通して、今よりももっと多くの人の役に立てるように頑張りたい、、、と思いを強くしたのでした。

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妖精の木